豪徳寺は、東京都世田谷区豪徳寺にある曹洞宗の寺院です。当地は中世の武蔵吉良氏が居館とした世田谷城の主要部だったとされ、文明12年（1480年）に城主・吉良政忠が伯母の弘徳院ために「弘徳院」と称する庵を結び創建され臨済宗に属していましたが、天正12年（1584年）曹洞宗に転じたと伝えられます。寛永10年（1633年）に彦根藩主の井伊直孝が菩提寺として伽藍を整備しました。鷹狩の帰りに通りかかった井伊直孝に寺の飼い猫が手招きをしたため、門内に招き入れられ住職からお茶の接待を受けている最中に空模様が悪くなり雷雨になりましたが、猫のおかげでずぶ濡れにならずに済んだことを大いに喜び、後に井伊家御菩提所としたと言われています。招き猫発祥の地とされ、物凄い数の招き猫が並ぶ 圧巻の光景を見ることができます。



　御朱印は、本堂の右側にある寺務所で頂きました。


●豪徳寺の概要
【 読み方 】ごうとくじ
【 山　号 】大谿山（だいけいざん）
【 寺　号 】豪徳寺
【 宗　派 】曹洞宗
【 本　尊 】釈迦如来
【 所在地 】東京都世田谷区豪徳寺2丁目24番7号
【アクセス】小田急豪徳寺駅から徒歩10分
　　　　　　東急世田谷線宮の坂駅から徒歩5分



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