回向院は、東京都墨田区両国にある浄土宗の寺院です。明暦3年（1657年）の明暦の大火で焼死した10万8千人を第4代将軍徳川家綱の幕命によって葬った万人塚が始まりで、安政大地震をはじめ、水死者や焼死者、刑死者など横死者の無縁仏も埋葬しています。天明元年（1781年）に境内で勧進相撲が興行されて大相撲の起源となったと言われています。境内には数多くの尊像が安置されていましたが、関東大震災等により木彫の諸尊像はことごとく焼失し、石仏、銅仏等の諸尊像のみが残っています。様々な動物の慰霊碑、供養碑、ペットの墓も多数あり、馬頭観音を中心に動物供養が行われています。



　御朱印は、本堂の右側にある寺務所で頂きました。本尊の「阿弥陀如来」と「馬頭観世音」です。


●回向院の概要