江戸三十三箇所観音霊場　第6番札所

　 清水観音堂は、東京都台東区上野公園内にある天台宗の寺院で、東叡山寛永寺の伽藍の一部です。寛永8年（1631年）に慈眼大師天海大僧正が寛永寺を創建し、京都御所の鬼門を守護した比叡山にならい、江戸城の鬼門の守りとして、二代将軍徳川秀忠から寄進された上野忍が岡に比叡山や京都の有名寺院に似せて堂舎を次々と建立されました。その一つが清水観音堂で京都東山の清水寺を模した舞台造りのお堂で、元禄7年（1694年）に現在の上野公園の一角に移りました。重要文化財に指定されています。



　御朱印は、本堂の中にある御守り授与所で頂きました。上野大仏の「釈迦如来」とパゴダ薬師堂の「薬師如来」の御朱印も頂けます。


●清水観音堂の概要