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霊場とは!

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  霊場とは、神仏の霊験あらたかな場所の意で、神社・仏閣などの宗教施設やゆかりの地など、神聖視される場所を言います。古くから信仰の対象になっており、現在でもお遍路や修験者などの往来の多い由緒のある神社や仏閣を巡り、西国三十三所、四国八十八ヵ所などが霊場と呼ばれています。

●観音霊場
 観音菩薩は、慈悲と智慧により全ての人々を救済する仏として、古代より広く信仰を集めています。三十三の数字は、観音が三十三の姿に変化して、人々を救うと説く法華経普門品によります。

●不動明王霊場
 不動明王は、密教特有の尊格である明王の一尊、大日如来の化身とも言われ、五大明王の中心となる明王です。平安時代の密教の盛行とともに、不動明王に対する信仰が広まったと言われています。

●薬師如来霊場
 薬師如来は、衆生の病苦などの苦患を救い、身体的欠陥を除き、さとりに至らせようと誓った仏で、古来医薬の仏として尊信されています。薬師如来の信仰は古く、7世紀頃からと言われています。


●地蔵菩薩霊場
 地蔵菩薩は、釈迦入滅後に弥勒菩薩が如来としてあらわれるまでの無仏の間、衆生を救済するとされ、平安時代から広く信仰され、特に子供の守り仏とされています。

●弘法大師霊場
 空海(弘法大師)は、中国から真言密教をもたらした日本真言宗の開祖で「弘法大師」は諡号です。弘法大師はお大師様と言われています。弘法大師ゆかりの霊場で四国八十八ヶ所霊場・四国別格二十霊場などが有名です。

●円光大師霊場、法然上人霊場
 浄土宗祖・法然上人の誕生から入滅に至るまでの主な遺跡を巡る霊場で、法然上人の遺徳を偲んで多く檀信徒が巡拝しています。

●十三仏霊場
 十三仏は、地獄を統べる十王とその後の審理を司る三王のことを指し、十王信仰から派生した馴染み深い身近な信仰で年忌法要の本尊です。

●七福神霊場
 七福神は、神仏の枠に囚われない神仏習合からなる信仰で、恵比寿・大黒天・毘沙門天・弁才天・福禄寿・寿老人・布袋のことを言います。七福神信仰に基づいて創設された霊場で、一般的に七福神めぐりと言われています。




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