美濃新四国霊場　第1番札所

　善光寺は、岐阜県岐阜市伊奈波通にある真言宗醍醐派の寺院です。創建年代は不詳ですが、文禄元年（1592年）から慶長5年（1600年）頃に岐阜城主で織田信長の孫・織田秀信が、かつて信長が善光寺如来を祀っていた地に堂を建立し、善光寺如来の分身を祀ったのが始まりと伝えられています。善光寺の本尊・善光寺如来は、武田信玄が信濃善光寺から持ち出して甲府へ、織田信長が甲州征伐後に岐阜城下へ、本能寺の変で信長が亡くなると織田信雄が尾張国の甚目寺へ、徳川家康が遠江国の鴨長寺へ、さらに豊臣秀吉が京都の方広寺に移しましたが、慶長3年（1598年）に信濃国に戻りました。



　御朱印は、本堂の左側にある納経所で頂きました。「善光寺如来」「不動明王」「弘法大師」の御朱印です。


●善光寺の概要
【 読み方 】ぜんこうじ
【 山　号 】愛護山
【 院　号 】安乗院
【 寺　号 】善光寺
【 正式名 】愛護山善光寺安乗院
【 別　称 】岐阜善光寺、伊奈波善光寺
【 宗　派 】真言宗醍醐派
【 本　尊 】善光寺如来
【 所在地 】岐阜県岐阜市伊奈波通一丁目8番地
【アクセス】JR・名鉄岐阜駅から岐阜公園方面行バスで「伊奈波通り」下車徒歩5分
【公式サイト】http://gifu-zenkoji.jp/



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