越中国一宮

　　雄山神社は、富山県中新川郡立山町に鎮座している神社です。霊峰立山を神体とし、峰本社、中宮祈願殿、前立社壇の三社をもって雄山神社です。大宝元年（701年）に景行天皇の後裔と伝承されている越中国の国司・佐伯宿祢有若の子、佐伯有頼（慈興上人）が開山造営した霊山と伝えられています。神仏習合の時代には仏教色の強い神社で立山修験の源で、元明天皇や後醍醐天皇の勅願所でもありました。中宮祈願殿は、かつて中宮寺（芦峅寺）と呼ばれた神仏習合の施設で、芦峅寺における立山信仰の拠点です。立山の主峰・雄山を正面に頂く位置にあり、開祖の佐伯有頼がこの地で晩年を過ごしたと言われています。明治の神仏分離以降は仏教的要素はすべて排除され、神仏一体であった芦峅中宮寺を神社のとして残すために大講堂と呼ばれていた建物が「雄山神社祈願殿」となりました。



　御朱印は、祈願殿（拝殿）の中で頂きました。


●雄山神社中宮祈願殿の概要
【 読み方 】おやまじんじゃ ちゅうぐうきがんでん
【 社　号 】雄山神社
【 別　名 】芦峅中宮、（旧称）立山権現、雄山権現
【 社格等 】式内社（小）、越中国一宮、旧国幣小社、別表神社
【 御祭神 】伊邪那岐神（立山権現雄山神・本地阿弥陀如来）、天手力雄神（太刀尾天神剱岳神・本地不動明王）
【 所在地 】富山県中新川郡立山町岩峅寺2番地
【アクセス】富山地方鉄道本線 千垣駅から芦峅寺行バスで「雄山神社」下車
　　　　　　または千垣駅から徒歩約25分
【公式サイト】http://www.oyamajinja.org/



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