最上三十三観音霊場 第25番札所

　養泉寺は、山形県尾花沢市梺町にある天台宗の寺院です。創建年代は不詳ですが、この地方を訪れた慈覚大師が害虫の被害で悩む農民の窮地を知り、災厄消除悪虫退散を祈願し自作の観世音を安置したと伝えられています。往時は格式も高く多くの寺領を所有し寺運も隆盛していましたが、明治維新後に寺領の返還や格式の剥奪などで衰微し、さらに火災で多くの堂宇が焼失しました。松尾芭蕉と弟子の會良が逗留した寺として有名です。



　御朱印は、山門の向かい側にある別当宅で頂きました。


●養泉寺の概要
【 読み方 】ようせんじ
【 山　号 】弘誓山（こうせいざん）
【 院　号 】
【 寺　号 】養泉寺
【 別　称 】尾花沢観音
【 宗　派 】天台宗
【 本　尊 】聖観世音菩薩
【 所在地 】山形県尾花沢市梺町2丁目4-6
【アクセス】JR奥州本線 大石田駅から尾花沢行バスで終点下車徒歩7分



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