高徳院は、神奈川県鎌倉市長谷にある浄土宗の寺院で、鎌倉大佛で有名な寺院です。開山、開基は不明で、鎌倉市材木座の光明寺奥の院を移建したという説もありますが、定かではありません。初期は真言宗で、のちに臨済宗に属し建長寺の末寺となり、江戸時代の正徳年間（1711～1716年）に増上寺（武蔵国江戸）の祐天上人により再興され、浄土宗に属して光明寺（浄土宗関東総本山）の末寺となったと言われています。大仏の造像の経緯も不明な点が多く、元来は大仏殿のなかに安置されていたことは確認されていますが、大仏殿の倒壊時期についても諸説あります。



　御朱印は、大仏像の右側にある御守り授与所で頂きました。　


●高徳院の概要
【 読み方 】こうとくいん
【 山　号 】大異山
【 院　号 】高徳院
【 寺　号 】清浄泉寺（しょうじょうせんじ）
【 別　称 】鎌倉大仏
【 宗　派 】浄土宗
【 本　尊 】阿弥陀如来
【 所在地 】神奈川県鎌倉市長谷4-2-28
【アクセス】江ノ島電鉄 長谷駅から徒歩10分
【公式サイト】http://www.kotoku-in.jp/