秩父三十四ヶ所観音霊場 第2番札所

　真福寺は、埼玉県秩父市山田の高篠山中腹にある曹洞宗の寺院です。昔、過去の罪業を懺悔して朝夕香華を供え仏道に帰依した老婆が忽然と姿を消し、これを憐れんだ大棚禅師が供養のために堂を建てたのが始まりだと伝えられています。長享年間（1487～1489年）に水害を受け三十三ヶ所から外されましたが、信者からの復活要望が強く札所に戻り、三十四ヶ所になったと言われています。諸堂のある大伽藍でしたが、万延元年（1860年）に焼失して、現在の観音堂は明治41年（1908年）に再建されたものです。 現在、真福寺（観音堂）は無人です。



　御朱印は、高篠山を約2㎞下った光明寺（秩父市山田2191）の納経所で頂きました。光明寺に納経する人もいます。


●真福寺の概要
【 読み方 】しんぷくじ
【 山　号 】大棚山（おおだなさん）
【 寺　号 】真福寺
【 宗　派 】曹洞宗
【 本　尊 】聖観世音菩薩
【 所在地 】埼玉県秩父市山田3095
【アクセス】西武秩父駅から定峰・（三沢経由）皆野駅行バスで「光明寺入口」下車徒歩40分
　　　　　　※納経所の光明寺は「光明寺入口」バス停から徒歩5分
【公式サイト】http://www.chichibufudasho.com/chichibu34/（秩父札所連合会）