戸隠神社は、長野県長野市北西部の戸隠山周辺に鎮座して五社（中社、宝光社、火之御子社、九頭龍社、奥社）を配する神社です。創建年代は不詳で、一説では孝元天皇5年（紀元前210年）に奥社が創建されたと言われ、縁起では嘉祥2年（849年）に飯縄山に登った僧が奥社の地で最初に修験を始めたと伝えられています。平安時代後期以降は天台密教や真言密教と神道とが習合した神仏混淆の戸隠山勧修院顕光寺として全国にその名を知られていたと言われています。明治時代は政府から神仏分離令や修験宗廃止令が次々と出されて廃仏毀釈運動が起きたために戸隠山顕光寺の寺院を分離して神社となり、奉られていた仏像などは近隣の村の寺院に祀られました。 火之御子社は、天福元年（1233年）に創建されたと伝えられています。他の4社が神仏混淆であった時代も火之御子社は一貫して神社で、かつての顕光寺とは関係がないと言われています。



御朱印は、宝光社、または中社にある御神札授与所で頂くことが出来ます。


●戸隠神社火之御子社の概要
【 読み方 】とがくしじんじゃ ひのみこしゃ
【 社　号 】戸隠神社
【 社格等 】旧県社、国幣小社、別表神社
【 主祭神 】（奥社）天手力雄命
【 御祭神 】天鈿女命、高皇産霊命、栲幡千々姫命、天忍穂耳命
【 所在地 】長野県長野市戸隠3506付近
【アクセス】JR北陸新幹線 長野駅から戸隠高原行バスで「戸隠宝光社」下車徒歩15分
【公式サイト】http://www.togakushi-jinja.jp/